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虚血性疾患は日本人の三大死因のひとつであり、がんに次ぐ日本人の死因の第2位の病気です。2020年に入り、俳優の宍戸錠さんと元プロ野球監督の野村克也さんがこの世を去りましたが、両者ともに死因は虚血性疾患でした。

虚血性疾患とは簡単に言うと、血液が十分に行き渡らない状態を指します。突然死の大半は虚血性疾患で占めており、症状に気づかないまま病気が進行するケースも稀ではありません。ちなみに、この病気の自覚症状としては、「軽い運動をした時に胸の痛みが20分以上続く」「胸が15分以上痛む」「動悸・息切れ」「めまい」などの症状が共通して現れることが多いです。

虚血性疾患と向き合うために

虚血性疾患と診断された場合、薬剤治療、カテーテル治療もしくは心臓バイパス手術のうち、いずれかの治療を受けることになります。これらの治療法のうちあまり聞き慣れないのが、カテーテル治療、心臓バイパス手術ですね。こちらでは、心臓バイパス手術についてカテーテル治療との違いに立脚しつつ解説しています。

冒頭でも述べた通り、狭心症や心筋梗塞をはじめとする虚血性疾患は、我々日本人にとって身近な病気です。いざという時のために、虚血性疾患の治療法に関する理解を深めておくことが大切です。ご自身またはご家族が病院の医師より虚血性疾患と診断された際には、このウェブサイトが治療の一助となれば幸いです。